Catégorie : JAPONAIS /日本語

スーダンの蛮行:スーダンのアナキストから必死の支援要請!

2024年4月23日 (訳註:翻訳に際しては仏語原文も参照しました。スーダンの情勢については拙訳「スーダン:軍事独裁に対抗するアナキスト」(2022年1月13日掲載)と「亡命中のスーダン人アナキストの支援」(2023年8月26日掲載)もご参照ください。) 内容に関する警告:レイプを含む戦争犯罪の記述が含まれています。 Anarchosyndicalismeの以前の号で、CNT-AITはスーダンのアナキストによる連帯の呼び掛けに賛同した。(原註1) 2023年4月15日に2つの軍事派閥--国軍と即応支援部隊(別名ジャンジャウィード民兵)--の間で激しい戦争が勃発して以来、民間人は「無慈悲で無意味な紛争」のために「純然たる恐怖」の中で生活しており、国連はこの紛争に対する世論の無関心を非難している。少なくとも15000人が死亡し、26000人以上が負傷しているが、この数字は明らかに過小に見積もられている。 国内難民が1100万人、亡命者が180万人、1800万人が深刻な飢餓に瀕している。800万の労働者が仕事と収入を失った。70%の地域に水も電気もない・75%の病院が破壊された・1900万の学生が勉学を止めた・600の工業プラントと110の銀行が破壊され略奪された・農業の65%は破壊された・世界最大のゲジラ灌漑地区では投入資材(肥料・農薬・農耕機械・収穫機)の80%が略奪され、破壊された、等々である。 スーダンについてメディアも活動家も沈黙している。この沈黙が両陣営の兵士達が処罰されずに虐殺できるようにしている。2つの氏族間の紛争には様々な要素がある。(国連によれば)相互虐殺の証跡を伴う民族的要素。敵対する2つのグループそれぞれが天然資源と戦略的位置のためにスーダンを欲しがる様々な外国権力に支援されているという「帝国主義」要素。しかし、何よりもこれは「反革命」戦争だ。この国を火の海にし、血塗れにして、市民・民主革命の希望を打ち砕いた。そして、革命の活動家の多くを亡命に追いやった。この戦争は、この国を完全に不安定化することで、前政権の指導者たちが、何十年も(軍事独裁政権中に、その後のクーデターの際に)犯してきた犯罪の審判を受けずに権力の座に居続けられるようにしているのだ。 アナキスト同志が参加する「革命委員会」は活動を継続しようとしているものの、2つの軍事派閥による暴力の激化とともに、ますます難しくなっている。 連帯のアピールを受けて、私達は1200ユーロ以上のお金を受け取り(その内200ユーロはクルド語圏アナキスト゠フォーラム、KAFの同志達からである)、スーダンの同志達に渡すことができた。この連帯のおかげで、毛布・衛生用品(生理用ナプキン・石鹸・歯磨き粉)・乳児用ミルクといった人道的配給を手配できるようになった。子供の受け入れエリアを設け、お絵かき教材と初等教育教室を備えて子供達に戦争の狂気から逃れる機会を提供した。 しかし、今日、情況のために不可能になりつつある。軍事グループの暴力が解き放たれている。ジャンジャウィード民兵は民間人に対して野蛮人のように行動している。奴等は、同志のサラをレイプし、殺した。一方、国軍兵士は革命家をジャンジャウィードと同盟していると非難して逮捕し、拷問する。同志達はすぐにでも近隣諸国に避難場所を見つけねばならない。私達は今、彼等の必死の訴えを国際アナキズム運動に伝えているのだ。 寄付を希望されるなら、CNT AITを振り出し先とした小切手を、CNT-AIT 7 rue St Rémésy 31000 TOULOUSEにお送り頂くか、ペイパルで送金して頂きたい。 تدعوكم مجموعة اناركيين السودان للتضامن معها لكي تستطيع مواصلة نشاطها التحرر スーダンの革命的同志から全世界のアナキストへ! 政権が栄光ある12月革命を破壊し、解体しようとした後、4月15日戦争の勃発で、1500万のスーダン人の強制退去・全住民の苦難・飢饉の発生・人道情況の悪化が引き起こされています。そして、今、イスラーム旅団が革命家を標的とした作戦を開始し、数多くの人々を逮捕し、屈服させています。 スーダン人アナキスト゠グループは、私達が偉大な解放活動を継続し、海外も含めて再開できるよう、皆さんに私達への連帯の表明を呼び掛けます。 恣意的逮捕の脅威にさらされている同志をこの国から脱出できるようご支援下さい。 ファシスト軍事政権を打倒せよ、ジャンジャウィード旅団を打倒せよ! 革命家の逮捕をやめろ、革命家の拷問をやめろ! 12月の自由革命万歳! ゠゠゠゠゠゠゠(原註1)スーダン:何千人もの避難民が避難するワドメダニに戦闘が及ぶ。スーダンのアナキストは緊急連帯を呼びかけている。http://cnt-ait.info/2023/12/22/wad-madani゠゠゠゠゠゠゠ スーダンの人々と連帯するには? 個人でも少人数でも、できることは多くある。重要なのは、可能な限り多くの人が現地で何が起こっているのか知ってもらうために、スーダンについて話すことだ! 1)SudfaMedia(仏語)を通じてスーダンの最新情況を把握する。 2)contact@cnt-ait.infoに連帯メッセージを送り、私達がスーダンのアナキスト同志に転送する。 3)ソーシャルメディアで家族・友人・仕事仲間とスーダンとその革命、軍・即応部隊・イスラーム原理主義の忌まわしい行為について話す。現状に関する4ページの解説はこちらからダウンロードできる(仏語)。連帯リーフレットのダウンロードはこちら(英語)。 4)リーフレット(仏語)の配布・記者会見・連帯募金・スーダン民衆と連帯し虐殺に反対するイベントなどを組織する。 ゠゠゠゠゠゠ العسكرللثكناتوالجنجويد_يتحل兵舎にいる軍隊・民兵(ジャンジャウィード)は解散しろ لاتفاوضلاشراكةلامساومة交渉も協力も駆け引きもしない ضد_الحرب戦争反対 السلطةسلطةشعب民衆の力こそが権力だ السلام والحرية والتضامن平和、自由、連帯 スーダンのアナキストを見捨てるな!連帯と相互支援で我々は強くなる! ===== https://note.com/bakuto_morikawa/n/nf4d2719b030c 翻訳してくれたbakuto […]

2024年パリオリンピックに反対するデモ

12月2日、フランス全土で2024年夏季五輪と2030年冬季五輪の両方に反対する抗議が行われた。多くの活動家が環境破壊に抗議した。ある看板にはこう書かれていた: 「私の税金はオリンピックではなく、年金に使ってほしい」 「2024年パリ五輪の警備員として働くようポーレ・エンプロイ社からの圧力に抵抗している不安定労働者の相互扶助のために!良心的兵役拒否の権利!@CNTAIT は午後2時からパリで開かれる雇用不安に反対する失業者の集会でビラを配る。 @hangorinnokai

「その目的が資本主義システムの打倒でない限りは、いかなる戦争も正当化できない/エマ・ゴールドマン」

« Aucune guerre ne peut être justifiée si son but n’est pas de renverser le système capitaliste / Emma Goldman. » « No war can be justified unless its purpose is to overthrow the capitalist system / Emma Goldman. » « Ninguna guerra puede justificarse a menos que su propósito sea derrocar el sistema capitalista / Emma Goldman ». « Neniu milito […]

ロシア軍はウクライナ全土から撤退しろ!/ Russian troops withdraw from all over Ukraine!

ロシア軍はウクライナ全土から撤退しろ!ロシア・欧米・日本帝国主義はウクライナをめぐる争奪戦を止めよ!世界のプロレタリアートはウクライナ・ロシアのプロレタリアートと団結して、侵略戦争を止めよう!地球上から帝国主義、国家主義を一掃しよう! Russian troops withdraw from all over Ukraine! Russia, Europe, America and Japanese imperialism stop the battle for Ukraine! Let’s stop the war of aggression by uniting the world’s proletariat with the Ukrainian and Russian proletariats! Let’s wipe out imperialism and nationalism from the earth!

Arrêtez la guerre hégémonique ! 自由労働者連合声明:覇権主義による戦争を阻止しよう!

Arrêtez la guerre hégémonique ! (2022.02.24) La Fédération des travailleurs libres d’Osaka (Japon) condamne fermementl’intervention militaire de la Fédération de Russie et de l’OTAN enUkraine. La Fédération de Russie devrait immédiatement retirer sestroupes de la frontière, de la région du Donbass et dela péninsule de Crimée. L’OTAN doit arrêter son expansionnisme. Que les travailleurs ukrainiens […]

グルーバルな内戦に対抗するために、世界中で社会革命が必要だ!

CNT-AITフランスの活動家有志による声明「グルーバルな内戦に対抗するために、世界中で社会革命が必要だ!」(Against the global civil war, we need a social revolution in the world! by Some activists of CNT-AIT France) http://kansaianarchismstudies.blogspot.com/2021/05/against-global-civil-war-we-need-social.html 原文掲載日:2021年5月13日 原文:http://cnt-ait.info/2021/05/13/civil-war/著者:CNT-AITフランス 2021年5月12日、ガザの民間人が残虐な軍事攻撃を受けた。イスラエルでは耐え難いほどのリンチ殺人も行われており、私達はその光景を目の当たりにしている。 権力による人間性に対する犯罪によって民間人・女性・子供たちが虐殺されるのは、これが歴史上初めてではないし、ガザが世界で唯一の場所というわけでもない。現在起こっていることの例を挙げよう: ・公式の統計(FAO、国連食糧農業機関)によれば、世界で毎日2万5千人が餓死しており、その内1万人は子供たちである!・コロンビアでは、4月28日以来、軍・警察・民兵団が社会的不公正に対して叛乱を起こしている人々を暗殺し、何の罰も受けていない。・あらゆる「民主的国家」が見捨てたシリア北部のロジャヴァで、革命家達が、トルコ軍と大量殺戮を繰り返すイスラム原理主義者とに単独で立ち向かっている。・イエメン、新疆ウイグル自治区、ビルマ、シリア、ベネズエラで、何百万もの民衆が強制退去させられたり、拷問されたり、虐殺されたりしているが、ほとんど知られていない。 こうした蛮行全てを永続させているのが国家と政治家である。国家も政治家も私達の苦しみから利益を得ている資本主義システムを支持しているのである。 ガザ地方で爆撃を受けた被害者との連帯を表明する大規模な運動は、権力が利用するあらゆるイデオロギー、つまりナショナリズムと宗教こそがこの殺人論理の支柱になっていることを忘れてはならない。この論理が人々を互いに殺しあうようにさせ、世界の指導者に利益をもたらしているのである。 香港からスーダンやアルジェリア、チリからフランスのイエローベストまで、民衆叛乱は世界を揺るがし、殺人的社会システムに対する世界規模の闘争に拡大している。現在のガザ住民との連帯は、こうした全ての民衆叛乱と共にあると表明すべきである。そうすることで、我々の連帯はより強く、より手ごわいものになるだろう。 ガザでも他の場所でも虐殺を防ぐことは、国や国境のない世界を求めて戦うことである。だからこそ、戦争に反対し、IDF(イスラエル国防軍)の制服着用を拒否しているイスラエルの友人に私達は敬意を表する。私達は、腐りきった国家に対して見事な闘争を主導しているコロンビアの同志達に敬意を表する。私達は、大量虐殺という蛮行と戦っているロジャヴァの友人達に敬意を表する。そして、もっと広く言えば、様々な場所で、いかなる譲歩もせずに平和と自由を擁護し、友愛を持って集まり、国境を超えて団結している人々皆に敬意を表するのである。 あらゆる軍隊を打倒しよう、あらゆる国家を打倒しよう!ボゴタでもガザでも、権力は変わらない、闘争も変わらない権力は人殺しだ! CNT-AITフランスの活動家有志 資本主義は戦争です ! ==== 英語で : Against the global civil war, we need a social revolution in the world! フランス語で:CONTRE LA GUERRE CIVILE MONDIALE, REVOLUTION […]

【緊急寄稿】感染症×アナキスト(医療編)/海老原弘子

Anarchisme et santé, Isaad Puente / Anarchism and health, Isaac Puente 「感染症×アナキスト(医療編)〈アナキスト医師/イサック・プエンテ〉」 当センター通信で連載「テキスト×アナキスト」がスタートしたばかりの海老原弘子さんによる緊急寄稿「感染症×アナキスト」後編(医療編)を掲載します。*前編(教育編ーアナキスト教育者/フェレ・イ・グアルディア)はこちらから。 ベストセラー作家クロポトキン 《現代の学校》を創設したアナキスト教育者フランシスコ・フェレ・イ・グアルディアの敵は、カトリック教会だけではなかった。政治、 経済、文化と権威を頂点とするピラミッド型組織として成り立つ各界の大物の中に、フェレを憎んでいた者は数知れない。あらゆる権威を否定するフェレは、既存のスペイン社会全体にとっての「Persona non grata(好ましからざる人物)」だったのだ。 その一人が『大衆の反逆』の著者ホセ・オルテガ・イ・ガセットと並ぶスペイン哲学界の巨人ミゲル・デ・ウナムノだった。フェレを毛嫌いしていたようで、処刑に際して「フェレというくだらない人間が銃殺された。狂人、間抜け、臆病な犯罪者を混ぜ合わせたような輩だった」と公言して憚らなかった。とはいうものの、後年この件に関して「かつて私は罪を犯した。公正さという神聖なものに対して深刻な罪を犯した」と自らの言動を悔い改めることになる。 本稿で「アナキストの敵」とも言えるウナムノに登場いただいたのは、彼宛の書簡にクロポトキンの『麺麭の略取』について大変興味深い記述があるからだ。差出人はフランシスコ・センペレ。ショーペンハウアーやニーチェ、エンゲルスなどの著作をスペイン語訳で世に出したバレンシアの編集者である。センペレが1909年3月ウナムノに宛てた手紙では、自ら手がけた『麺麭の略取』スペイン語版のスペインとアメリカでの売上げについて言及しているのだが、その数なんと5万8千冊。それ以前にもバルセロナの三つの出版社が異なる版を出しており、20世紀初頭にはカタルーニャだけで5万冊近くが流通していたという。当時のスペインで聖書、あるいはセルバンテスの『エル・キホーテ』に次ぐ、歴史的ベストセラー作品と見なされたのも不思議ではない。 スペインの労働者がマルクスよりもクロポトキンを好んだのは、前者が難解な言葉で貧困の原因を説く一方で、後者は平易な言葉で何をすべきかを訴えたからだと言われる。貧困に苦しむ労働者が知りたいと思っていたのは、貧困を生み出すメカニズムではなく、貧困に対峙する方法だったのだ。労働者の必読書であったクロポトキンの著作を貪るように読んだ若者の一人が、後にアナキズム革命の基礎となるパンフレットを書くことになる。 スペイン風邪の襲来 スペイン史上、人口が減少に転じたのは現在までに二度。一度目が8万3千人余りを失った1918年、二度目が 5万人余りを失った1939年(市民戦争終結の年)といえば「スペイン風邪(スペインでは「ナポリの兵士」と呼ばれた)」の衝撃が想像いただけるだろう。最新の研究では1918-1920年にかけて人口の1.25%に当たる26万人が犠牲となったとされる。スペインに深い爪痕を残した感染症の流行は、生存ギリギリの生活を強いられてきた労働者階級を一層厳しい状況に追い込んだ。路上での抗議行動が増加の一途を辿り、1919年2月には44日間に渡ってバルセロナを完全な麻痺状態に陥れた「カナデンカのストライキ」として花開く。中央政府を8時間労働の法制化の実施に追い込んだこのストは、 アナルコシンディカリズム労働組合 CNT最大の功績として歴史に刻まれた。 1918年春にスペイン風邪が上陸すると、医学生は前倒しで卒業となって医療現場に送られた。そんな医者の卵の中にバスク出身のイサック・プエンテがいた。バリャドリッド(カスティーリャ・イ・レオン州)で医学を修めていたが、徴兵により軍医として医師のキャリアを開始。その後、生まれ故郷バスクのアラバ県にある小さな村マエストゥで市の正医師の職を得て、村医として生涯を終えることになる。ただ、現在でいうなら生活保護受給世帯を担当する医師にあたり、給与だけではとても生活できなかったため、ビトリア市の冶金工業会社の産業医を兼務していた。 1920年代に友人を通じて CNTを知り、1923年からアナキストの健康雑誌に《El médico rural/田舎の医者》の偽名で寄稿を始める。当時のアナキスト雑誌のラインナップに病気の予防に焦点を当てた記事を掲載する健康誌がいくつも並ぶのは、《Naturalismo/自然主義》の影響を色濃く受けたスペインのアナキストが健康を人間の幸福の基礎とみなしていたためだ。医師は患者の病気ではなく健康から生計を立てるべきだという発想から、雑誌を通じて衛生や病気予防のプロパガンダを行うことも医師の重要な仕事であった。 当時のアナキスト医師たちが最も心を砕いていたテーマは、労働者階級の死因の上位を占めていた結核。こうした感染症が蔓延する原因は、経済的困窮に起因する衛生管理の欠如や貧困な社会システムであると考えていた。貧困世帯や労働者の健康状態を熟知するプエンテも、感染症の撲滅に必要なのは特効薬でもワクチンでもなく、貧困を生み出す社会構造の変革だと主張するアナキスト医師の一人だった。 国家なき共産主義 プエンテは市民戦争勃発の前に 『El comunismo libertario (en oposición al de la URSS)/コムニスモ・リベルタリオ(ソ連の共産主義への異議申立として)』を書き上げていた。クロポトキンの影響の下、副題にあるように国家中心のソ連型共産主義を批判して、国家なき共産主義の実践モデルを具体的に提示した30ページに満たない冊子だ。 1917年、ロシアで革命が起こると、スペインのアナキストたちは歓喜に沸く。早速CNTは代表団を派遣するが、現地を視察した同志の報告を聞いて希望は失望に変わった。かの地では革命に協力したアナキストがことごとく弾圧されているというではないか。やはり、問題は国家なのだ。アナキストたちは、国家を中心にしたソ連の《Comunismo autoritario /権威主義的コムニスモ》に対抗して、反権威主義的な国家なき共産主義《コムニスモ・リベルタリオ》の実践モデルの具体化に知恵を絞る。こうして出てきた数々のアイデアの中にプエンテの著作があった。 彼によれば《コムニスモ・リベルタリオ》とは、国家や政治を必要とせずに経済問題を解消する制度であり、「各々が能力と必要性に合わせてできることを行う」ことで社会を動かしていく仕組みだ。国家も私有財産もなしに社会を組織するには、農業生産者や職人のように各自が独立して労働を行う農村の住民で構成される《Munincipio libre/自由市》と工場労働者のように作業工程を分担して共同で労働を行う都市の住民が参加する《Sindicato/労働組合》を柱にして、 逆ピラミッド型に社会を組織すれば良いと説く。病気とは貧困や経済格差によって生まれる《Enfermedades sociales/社会的な病気》であるから、 それらを生み出す原因となっている国家や経済システム、支配的なモラルを覆すことこそが根本的な解決策と信じていたプエンテにとっては、《コムニスモ・リベルタリオ》の実現に寄与することもまた、医師としての責務を果たすことに他ならなかった。 1933年の出版後何度も版が重ねられ、3年余りで約10万部が刷られたとされる。休憩時間に工場の敷地の片隅や畑の大きな木陰で、あるいは仕事の後地域の文化センター《Ateneu/アテネウ》で 、労働者たちは印刷物を通じて《La Idea/ラ・イデア》と呼ばれるアナキズムを吸収していった。こうして、いつしか彼らの頭の中で一つの新しい世界のモデルが共有されていく。1936年5月にサラゴサで開催された総会でCNTが採択した革命の基本方針は、 プエンテの《コムニスモ・リベルタリオ》に着想を得たものであった。 アナキズム革命 […]

AVEC LES TRAVAILLEURS JOURNALIERS ET LES SANS-ABRIS DE SAN’YA (Tokyo)

13/12/2020, 山谷労働者福祉会館活動委員会, Comité de solidarité avec les Sans Abris du Foyer de Yamtani (San’ya) Sanya a toujours eu une connotation négative dans la conscience de la population japonaise. A l’époque Edo (1600-1868), c’était là que se déroulaient les exécutions capitales, là aussi qu’avaient été relégués tous les travailleurs exerçant les métiers liés au sang et […]

チリの人々に自由を!

チリでは、2019年、新自由主義に抵抗する大規模なデモが行われました。そこで逮捕された人々は、不十分な嫌疑のもと、警察署で長期間の勾留を受けています。一方で、デモ参加者を拷問し殺害した警官は早々に保釈されました。これは国家による明白な弾圧です。

Uchiyama GUDO : le moine bouddhiste anarchiste et le crime de lèse-majesté

En novembre 1867, le Japon connait un tournant radical dans son histoire : alors que l’île vivait volontairement repliée sur elle-même,  fermée aux étrangers depuis plus de 120 ans, le dernier shôgun Tokugawa (1837-1912) abdique, restaurant tous les pouvoirs à l’empereur et mettant fin à l’isolationnisme. Sous le règne de l’empereur Meiji (1852-1912) – qui choisit […]

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